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COLUMN
2021.01.25
⛄バネ股!。。股関節の屈伸が多い

こんにちは。

今回は、股関節を動かしたときに音が鳴る弾発股(バネ股)についてご説明します。

弾発股またはバネ股と聞いてもピンとくる方は少ないのではないでしょうか。

バレエなどダンスをしている方は聞き覚えがあるかもしれませんね。

 

弾発股は初期には股関節を動かしたときの音が主症状です。

進行すると股関節や臀部の痛みが出てくることがあります。

音の原因は硬くなった筋肉が股関節を動かした際に大腿骨のでっぱりに引っかかってしまうことです。

多くは大腿筋膜張筋が硬くなることで起こる外側型なのですが、腸腰筋腱が原因の内側型や関節唇の損傷などが原因の関節内型もあります。

弾発股がダンサーに多い原因として関節の柔軟性の高さ、足を大きく動かし頭の上の方まで持っていくなどの固有の動きがあります。

もともと柔軟性が高く特有の動作を繰り返すことにより股関節のインピンジメントや関節唇の損傷が起こり関節が不安定になります。不安定になった関節を安定させるために股関節周辺の筋肉の負担が大きくなって緊張が強くなり弾発股になりやすいのです。

ダンサーのような股関節をかなり大きく動かす人でなくとも臼蓋形成不全や股関節の変形で関節の安定性が下がっている場合や筋力の低下、スポーツ中の股関節・関節唇の損傷などでも弾発股は起こります。

始めは音だけでも進行すれば痛みが出たり痛みの範囲が広がったりしてしまいますから早めの治療をおすすめします。

 

◇考えられる原因◇

1、固まった筋肉

2、筋力不足

3、股関節の屈伸が多い

4、不安定な股関節

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