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こんにちは。今回は膝について書いていこうと思います。

歩行という動作に欠かすことのできない膝関節。とてもトラブルの多い関節です。

このように平らな脛骨の上にぼこぼこした大腿骨が乗るような形状をしているので大変不安定です。その不安定を補うために非常に発達した半月板を人間は持っています。

発達した半月板、周辺の靭帯によって不安定な膝は支えられています。

この半月板や膝関節がすり減り痛みがでるのが変形性の膝関節症です。二足歩行のために進化した膝関節ですが、どうしても四足歩行に比べると負荷は大きくなります。歩行時には体重の２～３倍あるいは４倍の負荷がかかると言われています。特に膝の関節は回復能力に乏しくほとんど自己修復しないので、体の他のパーツのように自然に治っていることはまずありえません。なので関節がすり減らないように体重管理は非常に大切になります。

また、周りの滑膜・関節包の柔軟性も落ちてくるのでそれによっても可動性が下がってしまいます。関節拘縮という状態になってしまうとちょっとした刺激でも痛みを感じるようになりますから、なるべく可動範囲の維持ができるようにしましょう。お風呂で膝を曲げるトレーニングがおすすめです。

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